【ひかりTV for docomo】WiFi接続時の注意点
【ドコモテレビターミナル】を【WiFI接続】し
【長時間連続録画・視聴】
をする環境における注意点のみ掲載。
第一に有線・無線問わず、ドコモテレビターミナルは【素】のままの利用ではとても長時間連続利用に耐えられる仕様ではない為、【熱暴走対策】をする必要がある。
更に、無線ルータは特定のメーカー・機種以外、安定利用は不可能。正しい選択と設定は以下。 この条件2つは最低条件。但しこれでも完全ではない。
もう一つ注意するのが【無線ルータ側の熱暴走】である。
無線ルータが不安定になると、
① 映像飛び・ブロックノイズ頻発
② 録画時、数秒~数十秒の録画飛び
が発生する。
但し無線ルータは【ドコモテレビターミナル】とは違い、【ヒートシンク貼り付け】をむやみに行えない。それは【無線性能を著しく低下させる】可能性があるためである。
この為全く別の方法で【熱暴走対策】をする。
以下は【IPoE対応ルータ01】の設定画面だが、
【無線の送信出力】を下げる。
念のため、
【マルチキャスト伝送速度】が最大値:54Mbps
無線接続は、5Ghz(W52)
になっていることを確認する事。
送信出力は、電波環境によって下げ幅が異なるので、下げすぎてひかりTVが視聴できないレベルにならないよう注意すること!
今回の操作で効果が出るのは【NEC製ルータ】利用ユーザーのみである。
通常、どの無線ルータも初期値は【100%】になっているが、これが実は無駄に電力を使っているだけなのである。送信出力は高いほど、ルータの電力消費が高く、特に【ひかりTV for docomo】などの通信ではルータ本体に負担がかかり、【熱暴走】の原因になる。
無線通信機器に最も必要なことは、アンテナの環境(電波が飛びやすい)を整えて障害物が無い状態にすることであり、電力量ではない。アンテナ環境が良ければ、【送信出力】を下げても通信に影響はなく、むしろ環境によっては出力を下げた方が安定する。
無線ルータは、近くに障害物が多くなるほど無線の反射波(本体に逆戻り)が多くなり、電力が大きくなると反射電流も大きくなり故障しやすくなる。原則、工場出荷時は故障するほどにはならないよう微調整されているが、宅内に設置する際にわざわざこの反射波を増大させる様設置するユーザーが実は多い。例えば
テレビ台の中(扉付)、マルチメディアボックス内、カラーボックスの中、テレビ等家電製品の裏側など。これらは全くダメな設置方法だ。とにかく、
【わざわざ目立たないように、見た目を工夫する】ことはやめ
【一番目立つ場所で、障害物のない状態に設置する】
のが最も優先すべきところであろう。
送信出力を下げた場合の、ルータの熱暴走対策効果はかなり大きく、本体の温度上昇抑制効果はかなりあるので試してみてほしい。
これによって、特に長時間の視聴録画が改善する。