【ドコモテレビターミナル02】が発表されて思う事
2019年10月11日、新商品発表がドコモからあったが、この時
【ドコモテレビターミナル02】が発表された。
そして更に発売日が、2020年2月13日に決定!
ここで思う事がいくつかある。
まずは、ドコモがようやく、熱暴走対策を2度にわたって軽視した【HUAWEI】製の採用を外し、すでにぷららのひかりTVチューナーで安定利用の実績がある、【住友電気工業】製品を採用した点。
<2度にわたって>といったのは、現行製品【ドコモテレビターミナル】(TT01)の前の製品である【dTVターミナル】も熱暴走が酷く、長時間の利用に耐えられない設計であったのだ。
私自身、HUAWEIは粗悪な製品ばかり作っているメーカーとは決して思っていない。それはスマートホン製品をみれば明らかであろう。但し、この映像端末については低価格製品であるため、製造にコスト(=動作確認などの人件費)をあまりかけなかった為、価格相応の粗悪品であったと言わざる得ない。
国内メーカーの殆どはこういう【手抜き】はしない。だから【住友電気工業】はとても期待できるのである。
【ドコモテレビターミナル01】の【ひかりTV for docomo】提供開始は6か月も遅らせた経緯があったので全く期待しなかったが、
今回は、予告した最も早い時期に【ドコモテレビターミナル02】を発売にこぎつけたようだ。
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【ひかりTV】を視聴したいなら3つの方法がある。
① 【ひかりTV for docomo】の定期契約をし、旧機種の【ドコモテレビターミナル】を購入し、【熱暴走対策】をして利用する
※2019年11月11日以降購入だと【TT01割】適用で半額以下になる。
※熱暴走対策に使用する部品代は3000円前後
この【ドコモテレビターミナル(TT01)】は、ユーザー側で熱暴走対策など工夫しないと安定視聴は厳しい。
② ぷららに直接、【ひかりTV】を2年の定期契約し利用する。
※ぷらら直接提供のひかりTVチューナーは熱暴走しないため、初めから安定した利用可能。
③ 2月13日以降に【ドコモテレビターミナル02(TT02)】を購入し、ひかりTV for docomoを契約して利用する。
※これが一番良い選択だろう。
もちろん、すでにTT01を利用しているユーザーはそのまま【熱暴走対策】していれば安定した視聴はできるだろうが、時期を見計らって新機種に買い替えした方がよいとは思われる(TT01はHUAWEI製品の為、いつサポート終了になるか不安)。
100%断定できないが、2020年2月7日時点では【TT01】で録画利用のHDDを、新機種の【TT02】へ繋ぎ変えて録画データの継続利用はできないと思われる。この為どうしても観れる状態で残しておくには以下の方法が【TT02に入れ替える前に】必要になる。
【ひかりTV for docomo】WiFi接続時の注意点
【ドコモテレビターミナル】を【WiFI接続】し
【長時間連続録画・視聴】
をする環境における注意点のみ掲載。
第一に有線・無線問わず、ドコモテレビターミナルは【素】のままの利用ではとても長時間連続利用に耐えられる仕様ではない為、【熱暴走対策】をする必要がある。
更に、無線ルータは特定のメーカー・機種以外、安定利用は不可能。正しい選択と設定は以下。 この条件2つは最低条件。但しこれでも完全ではない。
もう一つ注意するのが【無線ルータ側の熱暴走】である。
無線ルータが不安定になると、
① 映像飛び・ブロックノイズ頻発
② 録画時、数秒~数十秒の録画飛び
が発生する。
但し無線ルータは【ドコモテレビターミナル】とは違い、【ヒートシンク貼り付け】をむやみに行えない。それは【無線性能を著しく低下させる】可能性があるためである。
この為全く別の方法で【熱暴走対策】をする。
以下は【IPoE対応ルータ01】の設定画面だが、
【無線の送信出力】を下げる。
念のため、
【マルチキャスト伝送速度】が最大値:54Mbps
無線接続は、5Ghz(W52)
になっていることを確認する事。
送信出力は、電波環境によって下げ幅が異なるので、下げすぎてひかりTVが視聴できないレベルにならないよう注意すること!
今回の操作で効果が出るのは【NEC製ルータ】利用ユーザーのみである。
通常、どの無線ルータも初期値は【100%】になっているが、これが実は無駄に電力を使っているだけなのである。送信出力は高いほど、ルータの電力消費が高く、特に【ひかりTV for docomo】などの通信ではルータ本体に負担がかかり、【熱暴走】の原因になる。
無線通信機器に最も必要なことは、アンテナの環境(電波が飛びやすい)を整えて障害物が無い状態にすることであり、電力量ではない。アンテナ環境が良ければ、【送信出力】を下げても通信に影響はなく、むしろ環境によっては出力を下げた方が安定する。
無線ルータは、近くに障害物が多くなるほど無線の反射波(本体に逆戻り)が多くなり、電力が大きくなると反射電流も大きくなり故障しやすくなる。原則、工場出荷時は故障するほどにはならないよう微調整されているが、宅内に設置する際にわざわざこの反射波を増大させる様設置するユーザーが実は多い。例えば
テレビ台の中(扉付)、マルチメディアボックス内、カラーボックスの中、テレビ等家電製品の裏側など。これらは全くダメな設置方法だ。とにかく、
【わざわざ目立たないように、見た目を工夫する】ことはやめ
【一番目立つ場所で、障害物のない状態に設置する】
のが最も優先すべきところであろう。
送信出力を下げた場合の、ルータの熱暴走対策効果はかなり大きく、本体の温度上昇抑制効果はかなりあるので試してみてほしい。
これによって、特に長時間の視聴録画が改善する。
ひかりTV for docomo を利用する理想的なモデルケース
【ひかりTV for docomo】を利用する際に、確実に成功するモデルケースを掲載。
<第一段階 利用制限について>
まず、【契約上できる事とできない事】を知るのは最も重要。
① BS・専門CHは全国どの地域でも視聴可。但し、地上デジタル放送はかなり限定されたエリアのみなので、必要なら事前に確認。
https://www.hikaritv-docomo.jp/service/tv/dtt
② 1世帯(光1回線)で同時に視聴できるのは、
【チューナー本体にHDMIで繋いだテレビ1台】
【ペアリング接続したモバイル端末1台】※ドコモテレビターミナルアプリ利用が条件
という組み合わせのみ。
③ ドコモテレビターミナルの購入必須。ぷららの提供している【ひかりTV】対応チューナー、TV、映像端末、PCでは絶対に視聴できない。
④ インターネットの設定されたルータとプロバイダ契約が必須。ぷらら提供の【ひかりTV】のようにONUに直結(プロバイダ契約なし)では利用不可。
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ではこれをふまえた環境で、理想的な接続ケースを提案。
<接続や設置の必須環境について>
① ドコモテレビターミナルをテレビ台の中や、棚の中、物陰等への設置は絶対NG!
風通しの良い台の上(台の材質は問わない)に設置し、リモコン(WiFIの場合も含む)の電波がしっかり届きやすいよう設置。
当たり前だがレコーダー等の他の機器に積み上げたりして他の機器の【熱】をもらわないよう設置。
② ドコモテレビターミナル本体自体に【熱暴走対策】を必ず実施。これを実施しなければ100%長時間の視聴や録画はできない。
③ 有線接続の場合、ルータとドコモテレビターミナルの間は必ず直接LAN接続とし、低価格なLANハブや宅内LANを絶対に経由させない。特に宅内LANなどを経由しないとONU(又はひかり電話一体型HGW)と接続できない場合、以下のサイトを参考に工夫する。
④ ルータとドコモテレビターミナルの間が都合により無線接続を希望する場合、特定のルータと設定が必須条件になる。下記を参考にルータの選定と設定をする。
⑤ ひかりTV for docomoの録画は必ず正式対応ハードディスクに入れ替える。
ちなみに、対応していない多くのハードディスクでも録画はほぼ可能だが、ものすごい勢いで劣化が進むので、短期間でデータの破損や読込不可になり、何度も【強制フォーマット】になる。
⑥ 【ドコモテレビターミナルアプリ】を利用する場合、以下の投稿を参考にする。
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まだ、克服できていない部分が一部ある。
【ドコモテレビターミナルアプリ】に録画データをダビングを確実に成功する方法が判明していない。これが最も難易度が高い内容だがこれ以外はほぼ安定した利用はできると思われる。
【OCNバーチャルコネクト】対応ルータ一覧 ※2020年1月10日現在
今回は、【IPv4 over IPv6】のなかで最も後発で提供された【OCNバーチャルコネクト】に対応したルータがどれくらいあるか調査してみた。
※2020年1月10日時点での情報。NEC製品・NTT製HGWが新たに追加
① ドコモ直販
⇒ドコモ光ルータ01(Ver.1.3.0以降)
② ぷらら直販、又はレンタル
⇒WN-PL1167EX01/WN-PL1167EX02/WN-PL1167EX03/WN-AX1167GR2/WG1200HS3
※WN-AX1167GR2/WG1200HS3は最新のファームウェアにする必要あり
③ i/oデータ製品
⇒WN-SX300FR(初期ファームウェア対応済)/WN-SX300GR(初期ファームウェア対応済)/WN-DX1167R(Ver.1.02以降)/WN-AX1167GR2(Ver.1.21以降)/WN-AX2033GR2(Ver.1.10以降)/WN-DX2033GR(初期ファームウェア対応済)
※今後発売されるモデルは原則初期ファームウェアから対応予定
④ エレコム製品
⇒WRC-1167GST2シリーズ(Ver.1.13以降)/WRC-1900GST2シリーズ(Ver.1.14以降)/WRC-2533GST2シリーズ(Ver.1.14以降)/WRC-1750GST2(Ver.1.14以降)/WMC-M1267GST2-W(初期ファームウェアで対応済)/WRC-1167GS2(初期ファームウェアで対応済)/WRC-2533GS2(初期ファームウェアで対応済)/WRC-X3000GS(初期ファームウェアで対応済)
⑤ Buffalo製品(7月16日に新規追加機種有)
⇒WRM-D2133HP(Ver2.84以降)/WTR-M2133HP(Ver2.84以降)
/WXR-1750DHP(Ver2.56以降)/WXR-1750DHP2(Ver.2.56以降)/WXR-1751DHP2(Ver.2.56以降)
/WXR-1900DHP(Ver2.48以降)/WXR-1900DHP2(Ver2.57以降)/WXR-1900DHP3(Ver.2.59以降)/WXR-1901DHP3(Ver.2.59以降)/
WSR-2533DHP2(Ver.1.20以降)
WSR-1166DHP4(初期ファームウェアで対応済)/WSR-1166DHPL(初期ファームウェアで対応済)
WXR-5950AX12(初期ファームウェアで対応済)
※WXR-2533DHP/WXR-2533DHP2シリーズも順次対応予定
⑥ OCNレンタル専用
⇒IPoE対応ルータ01
⑦ NEC(2019年9月10日~)
WG1200HS3(Ver/1.2.1以降)
WX6000HP(2020年6月以降のファームウェア更新後)/WX3000HP
⑧ NTT製ホームゲートウェイ
RX-600シリーズ/PR-600シリーズ/PR-500シリーズ/RS-500シリーズ/PR-400シリーズ/PR-S300シリーズ/RT-500シリーズ/RT-400シリーズ/RT-S300シリーズ/RV-440シリーズ/RV-S340シリーズ
※確認ができているのは2019年12月1日以降に【ぷらら光】【ドコモ光(ぷらら)】に新規申込みユーザーで且つ上記HGWを初めからレンタルしており、他の【ぷららv6エクプレス】対応ルータをレンタルしていない事が条件。
2019年に入って急速に増えている。
この恩恵が受けれるのは、
【ドコモnet】/【ぷらら】/【OCN】/【DTI】/【hi-ho】のユーザーになる。
※ドコモnet・ぷららユーザーの一部はtransix。
※DTIは~2019年日6月2日までにIPoE申込分と、HGWのみがv6プラス。
※hi-hoはIPoE申込且つHGW有の場合はv6プラス。
Buffaloは本日2019年5月29日に再公開されたばかり。少し前にも一時公開していて、不具合修正の為に5月28日まで一時停止していた。
i/oデータ製品はパソコンが無いとファームウェア更新にひと工夫必要な為、以下を参考に。※WN-AXシリーズのみ。WX-DXシリーズ/WN-SXシリーズ/WN-PLシリーズはパソコンか、自動設定のみの為下記方法は不可。
なお、最大速度性能では上位機種もある【Buffalo製品】が一番よく、【エレコム製品】も上位機種があるものの速度はBuffaloほど期待できないかもしれない。
ひかりTVを含む、長時間の動画視聴での動作安定は【NEC製品】がダントツで良い。
ひかりTVを【無線環境】で利用するユーザーは【NEC製品】のみの選択となるので、ルータを複数設置せずOCNバーチャルコネクトで通信する場合は、【ドコモ光ルータ01】/【IPoE対応ルータ01(OCN)】/【WG1200HS3】のいずれか3機種のみ選択になる。
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OCNのIPoEユーザーの中で、IPv6アドレスが【2400・・・】の場合は【OCN v6 アルファ】の申込なしに【OCNバーチャルコネクト】での通信ができるようになっている。
Echo Spotの感想
自宅に、Amazon の【Echo Spot】を設置しているが、これにいわゆるスマート家電を接続するととても便利になった。
まずはこの【Echo Spot】単体の特性から。
1、接続はWiFiなので、有線LANは不可。モバイル・固定回線問わずWiFiが必要。
2、電源はACのみ。バッテリーでのモバイル利用はできない。
3、Amazonアカウントでの管理になる。後で詳しく述べるが、Amazonアカウントに紐づくとかなり広い範囲で応用ができる。
4、Amazon Music等の音楽再生・天気・ニュース・アラーム・タイマー・しりとり・百人一首・別のEcho SpotやAmazon Alexaアプリスマートフォンとのテレビ電話・ネットワークカメラでの見守り等ができる。
上記内容だけでもすごく便利だが、特に【Echo Spot間のテレビ電話】がきっかけで離れて暮らす家族全世帯で利用している。固定電話と違って100%詐欺・営業電話の心配がない。
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それではいよいよスマート家電連携・コントロール機能についてだが、
1、音声による各端末のコントロール
2、【Amazon Alexa】アプリで【定型アクション】利用により、一括で家電操作をコントロールできる。
具体的な環境だが、以下は私の自宅一例。
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無線ルータ・・・PC・iPhone等
・・・・Nature Remo・スマート照明
・・・・【Echo Spot】
Nature Remoには赤外線でTV・エアコンを接続。
Nature Remoについては赤外線コントロールの為、赤外線が入りやすい場所に設置。WiFiで繋がる場所ならどこでもOK。
エアコンのコントロールは特に夏・冬に重宝する。話が脱線するが、Nature Remoのアプリを使うと、スマホの位置情報(50m~数キロ)でエアコンのコントロール(ON・OFFだけでなく暖房・冷房・温度調節も)できるので、消し忘れや帰宅前準備なども全自動だ。
話を戻す。定型アクションで「アレクサ」に続けて【おはよう】や【ただいま】だけでつけることができる。しかし消すことはできなかったので、上記の位置情報で切断を利用している。
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スマート照明は玄関側に、アイリスオーヤマ製のを利用している。
明るさは、1~100%まで1%刻みで調節可能。色も昼光色⇔電球色に可変可能。例えば、
【アレクサ、照明を電球色にして】
【アレクサ、照明をつけて(5秒くらいおいて)、30%にして】
等で1つ又は2つの指令をだすことでコントロール可能。寝る前、起床後などもかなり便利だ。
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ここまでは便利な一面ばかり記載したが、必ずおさえておいた方がよいことがある。
それはセキュリティだ。
まず第一に、【Amazonアカウント】を第三者に知られると、遠隔で宅内のスマート家電を全て同様にコントロールされてしまう。
次に、ルータのセキュリティが無防備だと、ネットワークから不正アクセスにより同様のことが起きる。
対策は以下。
1、Amazonアカウントのパスワードに名前・生年月日とかの無防備なものは使用せず、より不規則性のあるもので長いものに変更する。
2、ルータの管理画面ログインパスワードは絶対に初期のものから変更すること。Buffalo製品は多くの機種が【password】になっているので簡単に破れる。
3、ルータはIPv6・IPv4ともセキュリティがかけられるものにする。あくまでも個人的な意見だが、国内製品で、Buffalo・NEC・i/oデータ等・NTT製のIPv6のセキュリティがかけられるものが最低条件。更にIPv4セキュリティが有効にできるものが望ましいが、NTT製・NEC製(ISPレンタルの一部除く)はこの機能が無いので、ない場合はトレンドマイクロ製の、
【オンラインスキャン for Home Network】などを利用する。
※IPv6セキュリティは、【NDプロキシ】・【SPI】等という名称になっている。
ひかりTV for docomo 再起動後、HDDが認識されなくなる問題
【ドコモテレビターミナルがTVOS:8.0に更新された後】に、更新がきっかけか不明だが、
3度もHDDが認識されなくなり、強制フォーマットをさせられた。
これがTVOSの更新が原因かは不明だが、さすがに【3度目のフォーマット強制】
の為、怒りを通り越してあきれている状況だ。
まれに起きる動作不安定(1か月に1回くらいか)はAndroidOSにはつきものであるため、再起動やキャッシュの削除で改善するのであまり気にしていないが、
2度目のフォーマット強制が起きてから、【PC TV Plus】へどうしても削除されたくない録画データ情報はムーブするようにしている。
初めて症状が起きてからこれで1か月半の間に3回目であるが、少し頻度が多すぎる。
過去に実施した方法は以下。
1、キャッシュの削除
2、データ削除
3、ドコモテレビターミナルの初期化
4、USB2.0⇔3.0に接続してそれぞれフォーマット
5、ドコモテレビターミナルの熱暴走対策強化(ヒートシンク増設)
6、ドコモテレビターミナル⇔HDD間のケーブル(USB3.0対応)を交換
これで、本体・HDDでできることは全て実施したがこれでも症状はなくならない。
1か月に3回程度では、【ドコモテレビターミナル】の修理に出しても「正常」と戻されるのがおちであるため、最後に、
に交換することにした。
今までは、【HD-LC3.0U3】であり、【ぷららのひかりTVには対応済】だが、【ひかりTV for docomoには正式対応していない】。これを購入したのが3年前(ぷららのひかりTVから利用)だったので、【劣化による症状】を疑い、
今回は【ELD-ERT020UBK】に交換。
これでしばらく様子見しながらも信用せず、引き続き【PC TV Plus】へ早めに大事な録画データは移動しながらも様子見しようと思う。
ちなみに症状が発生する最後のとどめを刺すのが毎回(3回とも)、
本体の画面操作による【再起動】
で起きている。
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追記(2019年4月17日更新!)
どうやらHDDが原因だったことが判明。
【ひかりTV】と【ひかりTV for docomo】はサービスは同等でも、利用しているセットトップボックスのOSが全く違う。このため、しっかり
であることがはっきりした。理由は以下。
非対応HDDでは、録画自体はほぼ可能なものが多い。しかし、録画時間・録画済の再生以外の待機時(ターミナルがスリープ時でも)HDDはフル起動になる。これがそもそも異常なのだ。
本来は、使用中(録画時も含む)のみHDDは起動し、それ以外はスリープでなければHDDは急速に劣化してしまう。これは以下の写真で分かった。
これが録画・録画済みの再生時。
そしてこれが利用していない時のスリープ状態。ステータスランプと、本体を触ったときにHDDが動いていない時の状態がはっきりわかる。
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結論。今は録画できていても、すぐに対応HDDに交換すべし。
推奨は上記と同じ、【ELD-ERT020UBK】だ。
しかし、店舗ではすでに入手が難しい(2019年4月時点では生産終了)為、すぐに購入するならAmazon・ひかりTVショッピング等のネット販売を推奨。少し待てるなら後継モデルがドコモ公式HPで【ひかりTV for docomo】対応HDDとして発表を待つ。
ドコモテレビターミナル 使用の感想
ドコモテレビターミナルを2018年3月に購入し、すぐに気づいた重要な問題点と対策を掲載する。
一言でいうと、ドコモテレビターミナルは熱に弱い。
そして2時間以上連続で使用(特に録画中)すると、熱暴走がほぼ毎回起きる。
私は本体を購入2日目にして初期不良と判断し、すぐにドコモショップで交換(8日以内の為修理ではなく初期不良交換できた)してもらったが、症状は全く変わらなかったのである。
今更返品できないので何とか克服しようと思い悪戦苦闘した。そして購入2か月位で完全に克服できた。
マニュアル通りの設置方法で2時間以上連続で動画視聴すると、本体の底面中央・後部あたりが集中的に発熱しだし、決まって以下の症状が出る。
1、動画が揺れだし非常に観づらくなる。
2、ひかりTV for docomo の強制終了(何らかのエラーコードが頻発)
3、ひかりTVのみ視聴不可
4、ネットワークエラー多発で全てのコンテンツが視聴不可になり、特に無線接続の場合、本体のステータスランプが赤点滅繰り返す。
これらはとりあえずコンセント外して15分以上経ってから電源を入れなおすと治るが、発熱⇒症状再発の繰り返し。
対象となる本体表面は思ったほど熱くはならない。一般的な設置方法(底面を台に設置)だと本体底面の温度変化は気づかないので、【熱暴走など起きていない】と勘違いしているユーザーが非常に多いと思われるが、表面温度が40度を超える程度でもこの機器においては【熱暴走】しているようだ。
このため、本体を一時スチール棚に直置きし、本体の底面が直接スチール棚の鉄の部分に触れるよう設置したら、極端に症状が抑えられた。スチール棚の鉄に熱が伝導されて本体の温度が下がるのも確認できた。これで本体底面の発熱が発生することが症状発生の原因であることが分かったので、より確実な以下の対策に着手した。
以下は、【マニュアル】に存在しない方法なので、残念ながらドコモに相談してもこのような変則的なことは案内されない。以下はどこかに掲載していた内容ではなく、私自身が独自に考案した方法である。
まさに発熱部分に【ヒートシンク】を専用の熱伝導シールで貼り付ける。
但し、本体底面は平らな部分が少ないのでこのサイズを選んでいる
① 【アイネックス チップ用ヒートシンク YH-3820A】 ※熱伝導シール付
※中央(やや前側)
② 【zspowertech ラジエーター ヒートシンク ラジェーター アルミニウム製 20mm x 21mm x 15mm シルバートーン コンピュータ用 5個セット】
※やや後部のラベル面に3個
③ 【uxcell ラジエーター ヒートシンク ラジエーター アルミニウム製 コンピューター用 35mm×10mm×10mm シルバーストーン 5個セット】
※前部とサイドにそれぞれを4つ
一部のヒートシンクは熱伝導シールがついていないので、
【Tuloka熱伝導テープ ヒートシンク LED基板粘着用 長さ25m 幅10mm】
を追加購入して貼り付けた。
そして反対面は以下。
この本来の上面は下面にして設置するので、本体の熱がこもらないよう、4つ角に高さ10ミリくらいのゴムの足をつける(これは両面テープで貼り付け可)
そして【docomo】のロゴ付近に
【アイネックスM.2 SSD用ヒートシンク HM-21】 ※熱伝導シール付
を貼り付け。
これで貼り付け終わったら、
本来の底面を上、上面を下にひっくり返して以下のように設置。
この状態で24時間電源入れっぱなしで動画再生テストをしばらくおこなってみたが、全く熱暴走はなく安定した動作が確認できた。ダブル録画も問題なし。
利用環境によって発熱の状況が異なるが、負荷のかかっている時ほどヒートシンクにどんどん熱が吸い上げられるのがわかる。発熱部分が気づきにくい底面の中央・後部であるために、ドコモ側でこのような対策を提示することがないのかもしれない。
特に後部付近にたくさんヒートシンクが取り付けてあるが、これは平らな面が少なく、設置時に浮かないようにしたことと、できるだけ多くの面積に取り付ける為。
2019年8月中旬以降に更に増設したのだが、これによって負荷が大きくかかる【シングルチャネル録画・ダブル録画】時、更に裏番組視聴したり、録画中の番組の追っかけ再生等を行った時に
【緑のフラッシュのような画面のちらつき】
【音声だけ進んで動画が止まったりする】
等の症状をかなり軽減できた。
この方法なら設置する台の素材を選ばないので、万人向けの改善方法になる。
総費用で3000円程度であるが、確実な方法でありこれ以外に解決するのは困難である。
ドコモテレビターミナルを購入した全てのユーザーが実施すべき方法である。
効果は絶大であり、熱暴走が原因の動作不安定は9割以上改善する。
写真を見ても分かる通り、【ケーブル3本】しか接続していない。
つまり、最も本体に負担のかかる
【WiFi接続を24時間利用】
でも大丈夫、ということである。
但しWiFi接続は、条件が限定されるので、前回の投稿を必ず参照すること!
無線で【ひかりTV for docomo】を快適に利用するのは、
【無線ルータの正しい選択と、正しい設定】
【熱暴走対策】
になる。